【ブリーチ】月島の能力がエグい!目的や性格、読者から人気の理由
ブリーチには様々な組織が登場しますが、「XCUTION(エクスキーション)」という組織のリーダーだったのが月島秀九郎です。
最初期から黒崎一護の前に姿を現わし、必要な場面で頼りになる助っ人的な存在として、読者から高い支持を得ていました。
そんな月島秀九郎ですが、とんでもない裏話があるのをご存知ですか?
ここでは、月島秀九郎の性格や能力、目的などについて紹介していきます。
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1.月島のヤバすぎる性格
一護の仲間として登場し、彼に死神の力を取り戻すことを妨害するXCUTIONの敵として行動していた月島。
物語が進むことにより、大きく変化をしていく訳ですがそもそも、彼はどのような性格をしているのでしょうか?
- 残酷
- 容赦しない
- 冷酷
- 冷静沈着
- 無表情
- 努力家
序盤から終盤にかけて、意外と登場する回数が多い月島は上記のような性格をしていると判明しました。
まず月島は何と言っても、残酷で容赦しない性格であると一連の言動から理解ができます。
自分の目的を達成するためなら、相手の過去すら改変し特に気にも留めないので、冷酷で冷静沈着な性質も示しているのです。
能力に頼っているだけではなく、剣術の腕前も相当ですし、XCUTIONのリーダーとして行動できていた所を見ると努力家だとも分かります。
一護の敵であり、そしてかけがえのない味方でもある月島の性格はとても奥深く一言で表すのは難しいです。
2.月島が持つ圧倒的な能力とは?
読者から「全部月島さんのおかげ」と、様々な場面で話題になるほど彼の能力はぶっ飛んでいます。
反則級の能力であり、これがあればどんな状況も応用によって一瞬で打開できるほどのもので、ユーハバッハよりも強いと話題です。
月島の完現術「ブック・オブ・ジ・エンド」は、本の栞を変換させた刀で斬りつけた対象の過去を自在に改変し、自身の存在を挟み込めます。
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この能力を使うことで、月島が過去にその人物にとっての「恋人」「親友」「命の恩人」「先生」など何にでもなれます。
織姫やチャドなどの記憶を改変し、織姫が「月島さんのおかげで生きている」と変なことを言い出しました。
自身がいかに抵抗しようにも、その記憶が自身にとっての事実として埋め込まれているのでどうすることもできません。
それは人間だけではなく、たとえば床を斬り「そこに罠があった」という記憶を埋め込むと、本来は何もない床に「罠があった」かのような現実が姿を現わすのです。
様々な応用ができる月島の能力は、無敵のような印象を受けるかもしれません。
事実、無敵に近い能力ですが改変できるのは対象の過去に絞られているので、現実と過去があまりにも乖離していると混乱します。
現在の感情の変化はできないので、過去の情よりも現在の気持ちが強ければ操ることはできないのです。
3.月島が抱いている本当の目的
ブリーチの月島ですが、非常に厄介な能力を利用して達成しようとする目的が、かなりヤバいと話題になっています。
相手の記憶に自分を栞のように挟み込み、記憶を改変できるのですから使い方によっては完全犯罪すら可能です。
月島はこの能力を用いて、一護から完現術を奪うことを目的としています。
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そのためだけに対象の記憶を改変して、XCUTIONの敵として認識させ一護にまんまと接近。
朽木ルキアの救出や、愛染を撃破する大きな手助けをするなど、味方としてクローズアップしていたのです。
目的を達成するためには、相手の記憶を簡単に操って改変する冷酷な性質が見え隠れし、仲間だと思っていた読者を裏切ります。
頼もしい存在だったのにまさかの無敵のような能力で、一護やその他大勢の記憶を操っていたなんて当時は考えられませんでした。
そのため彼の目的が「ヤバい」と、ネット上で話題となり月島は物語で欠かせない存在となったんですね。
4.月島が見せた活躍と最期がヤバかった!
結局の所裏切り者であると判明した月島ですが、本編ではどのような活躍を見せ結果どうなったのでしょうか?
物語の序盤から終盤まで登場し、それなりの活躍を見せている月島は当初、一護の陽動として石田に重傷を負わせた張本人、あるいは一護に死神の力を取り戻すことを妨害するXCUTIONの敵でした。
ところが上記の記憶は全て銀城に挟まれていた偽の記憶であり、本当の目的は前述の通り。
死神たちに追われる身となった月島は、白哉と戦い自らの記憶を彼の中に入れ込み千本桜の能力を解析。
白哉を圧倒しますが、彼が持つ予想外の行動により月島は身体に穴をあけられて敗れてしまいます。
銀城の仇討ちとして一護に襲い掛かりますが、リルカに諭されて攻撃をせずにその場から離れ去るのでした。
その後は自らを慕い続けた獅子河原に背負われながら、自分は独りでは無かったことを悟り死亡したことが明らかにされたのです。
ブリーチは死後の世界が舞台となっているので、死んだあとも月島は再登場を果たします。
尸魂界で岩鷲の修行を手伝うという、意外な状況で普通に生活をしていることが判明しました。
物語の終盤、一護の卍解がユーハバッハの影響により破壊され、そのまま敗北した時に登場し、能力により過去を改変し卍解を復活させるという見事な活躍を見せたのです。
この救けがなければ、一護はユーハバッハを倒すことは出来なかったでしょうから、結局は月島さんのおかげでラスボスを撃破できたんですね。
5.月島が能力を悪用しなかったのは何故?
今までの流れから分かるように、一護の完現術を奪うのを目的として能力を使用していたことが判明した月島。
それだけの為に、他者の記憶を改変してあたかも自分がそこにいたかのような、その人物にとってかけがえのない存在のように見せかけました。
結局は予想外の展開に翻弄されて敗北に至ったのですが、彼はどうして能力を悪用しなかったのか疑問が残りますよね?
使い方によっては世の中で頂点に立つことができますし、人々を惑わして奴隷のように働かせることもできるでしょう。
そうした方向に能力を使わなかった理由として考えられるのは、「独りぼっちの寂しさを埋めたい」という行動原理が関係しているのだとか。
死ぬ直前に獅子河原に背負われたとき、独りではなかったと気づき満足感をにじませていました。
この言葉などから、月島は独りぼっちでいるのが寂しく、誰かが自分を必要としているとの記憶を埋め込み安心したかったのでしょう。
「月島さんのおかげ」「月島さんがいたから生きてこれた」
このように言われることをで、必要とされている自分に満足していたのですが、結局は偽の記憶なのでその場しのぎでしかありません。
一時的に満足感を得られますが、寂しい気持ちはすぐに蘇ってくるので、何とかそれを埋めようと必死になり能力を使っていたんですね。
記憶を改変するのは十分に悪用しているように見えますが、無敵のような能力を考えるなら生ぬるいほうでしょう。
まとめ
ここでは、月島秀九郎の性格や能力、目的などについて紹介していきました。
読者から「全部月島さんのおかげ」と、面白がられるほどインパクトのあるキャラクターで終盤でも活躍。
一護の卍解を治すのに貢献しユーハバッハを撃退するおぜん立てをしたので、やっぱりブリーチは月島さんのおかげで完結したのです。
彼はとても人気のあるキャラクターですから、またどこかでお目にかかりたいですね!