【ブリーチ】浮竹に衝撃の過去が判明!浮竹のエピソードや今後の予想
ブリーチには非常に多くのキャラクターが登場してきますが、その中でも物語と深く関与しているのが、「浮竹十四郎」です。
護廷十三番隊の隊長であり、朽木ルキアの父親のような存在として作中でも優しい性格を感じることができます。
そんな浮竹ですが、とんでもない裏話があるのをご存知ですか?
ここでは、浮竹のエピソードやその後の予想などについて紹介していきます。
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1.浮竹に関する4つのヤバすぎるエピソード
ブリーチの浮竹は、朽木ルキアの直属の上司であり、父親のような眼差しで見守る心優しい性格が特徴の元隊長です。
護廷十三番隊は隊長によって、その隊のカラーが随分と異なることで知られており、十三番隊はその中でも温和な雰囲気が漂っています。
これは隊長と副隊長が共に優しい心遣いを示し、部下からも他の隊員からも慕われていた所が大きいとのこと。
そんな浮竹ですが、以下に挙げるようなエピソードがあり、どれも物語の根幹を成すため重要とされているので紹介しますね。
@ 幼少期の頃から病弱だった
100年以上も隊長を務めており、総隊長を務めていた元柳斎重國からも、子供のように慕われるなど実力は周囲が認めるほど。
驚異的な実力を持ち他者を圧倒する能力がありながら、必要な時でなければ自らの力を不用意に用いない人格者でもあります。
そこまでの実力が備わっているならば、健康そのものと感じるかもしれませんが、彼は隊首会を休む事があるほど体が弱いです。
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というのも、彼は幼少の頃に肺病を患い、そのせいで病弱な体質となってしまったんですね。
肺病のせいで髪の色が白くなり、時折血を吐いて寝込むことがあるなど、とても戦えるような健康状態ではありません。
それでも100年以上も隊長を務めている所から分かるように、病弱でありながら他の隊員が浮竹を超えるほどの実力を持っていないがため、満身創痍でありながらも隊長を続けています。
自身が病弱で周囲が心配してくれたので、「いつかは自分が周囲を助けるんだ!」との気持ちを強く持ったのでしょう。
朽木ルキアをまるで子供のように大切に扱い、隊員を家族のように接している所を見ると、病弱だからこそ他人を大切にしようとする気持ちが芽生えたんだと分かりますね。
自分が苦しい状況に置かれると、他社の苦しみやツラさを実感することができ人間的にも成長するので、それは尸魂界であっても変わりません。
A 圧倒的な実力は霊王の体の一部が憑依したから
浮竹は他者を圧倒する霊圧を持ち、病み上がりだが本来の力を取り戻した剣八ですら勝つことができません。
副隊長・隊長クラスは飛び抜けた実力を有する集団ですが、その中でも抜きんでた力を持つというのは特殊な事例。
そのため、どうして浮竹だけがここまで強い霊圧を持っているのか、読者の間では謎となっていました。
しかし物語が進むにつれて、彼に起きたエピソードが明らかにされ、異例なまでに強くなっている理由が分かったのです。
それによると、彼は3歳の頃に肺炎が原因で死にかけていました。
そのころ、東流魂街の土着神に化していた、霊王の右腕「ミミハギ様」を肺に憑依させたことで生き延びています。
どのようにして肺に霊王の体の一部を憑依したのか、そもそもどうして霊王の右腕が別個に存在しているのかについて、詳しいことは語られてはいません。
ですが、霊王の右腕が憑依したことで、霊王が持つとんでもないパワーの一部を手に入れることが出来たので、非常に強いエネルギーを手にすることができたのです。
B 戦いには2種類があることを背中で教えた
浮竹のエピソードの中でも、特に特徴的なのが「戦いには2種類ある」という点。
もちろんこれは持論ですが、隊員に対して背中で語るようにしどれだけこの意味が重要なのかについて、教えていました。
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その気持ちはとても強く、たとえば信頼する部下の海燕が危機に面しても変わることはなく、加勢することはなかったのです。
というのも、メタスタシアと海燕の戦いは「誇りを守る戦い」に入るとして、海燕の斬魄刀が消滅しかなりのピンチになっても、ぐっと堪えます。
部下を慕い苦しむ姿を見るのを、一番嫌がる浮竹ですが、それでも誇りを守る戦いをしている海燕を考え耐えました。
ルキアは加勢しようとしますが、そのルキアを制してまでも、己が持つ戦いに関する持論を貫き通しています。
では、どうして浮竹は戦いに2つの種類があり、戦いに身を置く者はそれを見分けなければいけないと考えているのでしょうか?
詳細な点までは明らかにされていませんが、海燕はその点について、「どちらも"心"を守れ」とのことだろうと解釈しています。
つまり、浮竹は戦闘で勝利をするのは形だけはできるが、そこでもし己の心が敗れていたら、戦い勝ったが結果は負けたも同然。
まず守るのは心という点を強調するために、浮竹は2つの意味がある持論を隊員に示したのでしょう。
C 世界の崩壊を防ぐために身代わりとなった
浮竹がブリーチの世界を救うために行ったエピソードは、多くの読者に感動と興奮を与えたと言われています。
幼少期の頃に肺炎で死にかかった際、霊王の右腕が肺に憑依したことは前述しましたが、まさかこれが伏線で終盤にて回収されるとは読者の多くが予想していませんでした。
物語が終盤に差し掛かってくると、滅却師の始祖とされるユーハバッハが登場し、尸魂界を破壊するための行動を取ります。
そのため誰もが予想していなかった、霊王の殺害を目論み見事にそれを成功させるのです。
霊王は世界の均衡を保つ役割を担っていたので、霊王の殺害は世界の崩壊を意味し、現世にまで影響が出ることに。
その危機を知った浮竹は、能力を開放して霊王の右腕のミミハギを発動し霊王の身代わりになりました。
これで一旦は世界の崩壊を防ぐことに成功しますが、ユーハバッハによってその力すら奪われ倒れてしまいます。
最後まで自分ではなく、他者のために行動を取る姿勢を貫いたので、多くの読者は感動を覚えたのです。
2.浮竹に待ち受ける今後の予想がヤバかった!
ユーハバッハという、誰も敵わないとされたラスボスも、一護や藍染などによって死神界が総力をあげて挑んだ結果撃破に成功。
そして物語は最終回に突入し10年後の世界が描かれ、一護が織姫と結婚していたり、ルキアも幼馴染と結婚するなど大きな変化が見られました。
では、ユーハバッハに能力を奪われその場で倒れた浮竹は、いったいどうなったのでしょうか?
10年後を描いたシーンでは、浮竹の墓標が登場したことから、死去していたことが明らかになったのです。
- 浮竹が死んでるなんてショックすぎる…
- 自分を身代わりとして人生を終わらせたんだね
- こんな最期を誰が予想しただろうか
- ルキアにとっても衝撃的な結末だっただろうな
読者は衝撃的な最終回に唖然としましたが、墓標があったからといって本当に浮竹が死んだかは分かりません。
浮竹の今後の予想としては、「隊長の座を他に譲り、自身は静養して休んでいる」という内容が有力です。
浮竹の肺にはミミハギが憑依し、それを解き放つことで霊王の身代わりになりました。
最終的にはその能力すら、ユーハバッハに吸収されてしまう訳ですが本来の自身の力は残っていたはず。
ミミハギが消えたとしても、だからと言って浮竹の力が全て消えた訳ではないので、かろうじて生きていると予想する人は多いです。
3.浮竹が卍解を登場させなかったのは何故?
浮竹の斬魄刀は、尸魂界に2つしか存在しない、二刀一対のタイプ。
そして剣八以外の隊長は皆が卍解を習得しているとのことですから、浮竹も卍解を習得していると考えられます。
このように断定的ではない理由は、浮竹が作中で卍解を解放していないからです。
絶体絶命のピンチに陥る場面があったのに、どうして卍解を解放して戦闘能力をさらにアップさせなかったのか、謎ですよね?
始解の10倍ほどの能力になる卍解ですから、浮竹が使えばほぼ無敵のような状態になるに違いありません。
作中に未登場でしたから、どうして使わなかったのかについては何も判明はしていないのです。
- 卍解を使うとパワーバランスが崩壊するから
- 卍解を使うタイミングを見出すことができなかった
- 病弱のため卍解を使えば死ぬ可能性があったから
- 卍解は己が掲げる戦いの理念に反するものだから
このような考察がされていますが、一番可能性として高いとされるのは、「パワーバランスの崩壊」とのこと。
浮竹はミミハギが肺に憑依しているため、霊王のエネルギーが注がれている異例な存在。
それは物語を進める上で必要な条件だったとはいえ、他の隊長とは実力差がありすぎました。
卍解を習得しているとはいえ、もしそれを作中で解放したとすれば、パワーバランスは完全に崩壊するでしょう。
それは原作者としても好ましい状況ではないので、あえて卍解を登場させずにステージから去ってもらうようにしたと考察されています。
まとめ
ここでは、浮竹のエピソードやその後の予想などについて紹介していきました。
浮竹は物語の根幹を成す、重要な役割を担っているだけにエピソードも重要なものが多いです。
特に幼少期の肺炎が、霊王の右腕を憑依するキッカケとなり、それが終盤で活用される訳ですから原作者は本当に細部まで考え抜いていると感じますね。
最終回で墓標が登場し、浮竹が死亡したとの雰囲気が出ていますが、死んだと断言はできず生きているとの予想もあります。
もし続編があれば登場する可能性があるので、その日を心待ちにしたいですね!