ブリーチのネタバレ注意!衝撃的な最終回と読者の感想まとめ
ブリーチは15年の連載の末に686話で最終回を迎え、長年の読者は感慨深い想いで一杯なのと同時に寂しさがこみあげています。
「ブリロス」なる現象が発生し、毎週ブリーチを読むためにジャンプを購入していた人が、いつもの習慣でジャンプを買ってから「あ、ブリーチ終わったんだった」と気付かされているのです。
そんなブリーチの最終回ですが、とんでもない裏話があるのをご存知ですか?
ここでは、ブリーチの最終回をネタバレしていきます。
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ネタバレ1:ユーハバッハの死闘から10年後の一護たちの日常
ユーハバッハが登場し、滅却師の始祖となる彼との死闘が繰り広げられラスボスを何とか撃破した一護たち。
死神の世界が壊滅する危機的な状況でしたが、かつての敵だったキャラクターが味方になり総力で撃破に成功しました。
あれから10年が経過し、最終回の1話前からどんな日常が繰り広げられているのかの説明がなされ、物語は最終段階に突入。
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そして最終回では一護たちの生活がピックアップされ、どういった日常を送っているのかが明らかになったのです。
どうやら一護は織姫と結婚し、「かずい」という息子もいます。
一護の実家「クロサキ医院」には、高校時代の旧友が集まりチャドのボクシングの試合が始まろうとしていました。
チャドは一番有名になり、それぞれの道を歩んでいるのが分かりますね。
一護の妹2人夏梨と遊子も登場し、少し大人びた雰囲気をしています。
ネタバレ2:ルキアと恋次の衝撃的な関係
10年の年月が流れたのは現世だけじゃなく、死神の世界でも同様です。
ユーハバッハによって尸魂界はほぼ壊滅状態でしたが、10年の歳月によりかなりの部分で修復が完了しています。
現世のクロサキ医院には、一護の旧友だけじゃなくルキアと恋次も訪ねてきました。
なんとルキアと恋次が結婚して「いちか」という子供が誕生しているという、衝撃的なオチが用意されていたのです。
それでも、読者の多くはルキアと恋次が将来的にはカップルになると予想していたので、大方の見方通りになった訳ですが…。
クロサキ医院に訪れたのは、久しぶりに休暇を貰うことができたので骨休みのために、一護の所へ訪れたため。
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ルキアが隊長になってから激務が続き、ほとんど休みらしい休みが取れていなかったのか、ルキアが現世で皆に会うのを楽しみにしている節があります。
10年が経過しても、交流が続ているというのは強い絆で結ばれている証拠ですね。
ネタバレ3:ユーハバッハが抱いていた真の目的
ブリーチのラスボスが誰になるのか、物語の中盤ではよく分かっていませんでしたが、結局ユーハバッハでした。
チートのような能力を有している中、藍染や月島などの協力を得ながらなんとか勝利を収めることに成功。
歴代最強キャラであることは間違いないユーハバッハですが、何を目的にして尸魂界を破壊しようと企んだのかが分かっていなかったのです。
その真の目的が、最終回でついに明らかにされることに。
それによると、ユーハバッハは「恐怖のない世界」を作ろうとしており、そのために今まの計画がありました。
人間は「死」という逃れようのない、恐怖と戦い続ける必要があり、常に恐怖と向き合って生きています。
ユーハバッハは現世や尸魂界などを全て取っ払い、死がもはや意味をなさない新しい世界を創り、恐怖のない世界を構築しようとしたのです。
ゆえにユーハバッハは「無念だ。これから先も死の恐怖におびえ続ける」と投げかけます。
しかし、人間は恐怖を退けながら歩くのではなく、恐怖に立ち向かいながら歩くその歩み「勇気」を出すのです。
ユーハバッハは人間が持つ「勇気」という、崇高な概念までは理解しておらず独りよがりの考えを実行に移そうとしたんですね。
ネタバレ4:ユーハバッハに待ち受けた最期
最終回では次から次に展開が変わるので、コンパクトにかなりの濃度の内容がまとまっています。
ユーハバッハは10年前に倒されたはずですが、その残骸が残っており復活する時期を虎視眈々と狙っていました。
一護と織姫の息子「かずい」は、元々一護が使っていた部屋におり、そこにユーハバッハの力の痕跡が登場。
いきなり「かずい」がピンチになったと思いきや、おもむろにその痕跡へ手を差し伸べると黒い塊ははじけ飛び、尸魂界にあったユーハバッハの力の痕跡も消え去ります。
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その場にいた者は突然消えたユーハバッハの痕跡に驚き、藍染は彼の気が消えてしまったことを感じました。
「かずい」は有能な両親の子供であり、幼い頃からすでに死神と名乗っているので相当な能力を有しているのは明らか。
それは細かい痕跡とはいえ、恐ろしいほどの霊力を持つユーハバッハなので並の死神では太刀打ちできません。
それをいとも簡単に打ち消してしまったのですから、将来どのような活躍をするのか楽しみですね。
ネタバレ5:ルキアと恋次の子供に見られる特徴
ルキアと恋次に子供がいると、最終回で判明しましたがその姿は最後になってちらっと出てきいた程度。
ユーハバッハの痕跡を打ち消した「かずい」の部屋の隙間から、突如として女の子が姿を現わします。
そして「阿散井苺花!死神見習いよ」と自己紹介し、この女の子がルキアと恋次の娘であると判明。
そこでかずいは、一瞬で死神の衣装にチェンジし、「ぼくも死神だよ」と笑顔で挨拶し、苺花は「はあ?」と驚くという所が最後のコマとなりました。
苺花はまだ死神にはなっていないらしく、厳しい修行を行っている最中であると見受けられます。
ルキアと恋次という死神界でもトップクラスの実力を持つ両親の子供でありながら、少し死神的な成長が遅いようにも感じますね。
強気な性格などから考えると、あまり修行に乗り気じゃないのかもしれませんが、最後の「はあ!?」という言葉には驚きが含まれています。
かずいが幼いながらも既に死神になっているのに衝撃を受け、本気で死神になる修行に取り組むキッカケになったと考えられています。
ブリーチが最終回を迎えたことによる読者の感想
ブリーチの最終回は1話にかなりの量を詰め込み、読者によっては賛否両論分かれる展開となりました。
- 最終回の展開には失望しかない…
- 無理やりハッピーエンドで終わらせた感じがする
- 原作者もこのような流れになるとは思っていなかっただろうな
- この最終回がなんで批判だらけなのか理解できない
- 近年のジャンプ作品の中では一番良い終わり方だと思う
- スッキリまとまっていてよく練り込まれたラストに感動した
ブリーチは最終章に突入してから非常に速いテンポで物語が進み、伏線の回収や謎の解明がなされぬまま終わりを迎えたのです。
物語の核心で多くの情報を知っているとみられる「霊王」も、ほとんど触れられることなく最終回になりました。
このように消化不良のまま終わりに向かい、ハッピーエンドで終わらせられても納得できない読者は多いです。
その一方で、人気作品であるブリーチは原作者というよりも編集部の意向によって無理に連載を伸ばされていたと指摘する人もいます。
間延びしてしまい、本当はコンパクトにまとめる予定だった作品なのに、長引いてしまったので最終回はとても良い形で終わって満足する読者もいるんですね。
終わり方に関しては賛否両論ありますが、「駆け足で最終回に突入した」という点においては意見が一致しています。
もう少し丁寧に作れなかったのか、長期連載の漫画のラストにしては少し物足りない印象をファンは受けました。
まとめ
ここでは、ブリーチの最終回をネタバレしていきました。
最終回では実に多くの事実が判明し、ユーハバッハの力の痕跡をまだ子供の「かずい」がやっつけるという衝撃の展開。
今までの戦いは何だったのかと、驚きを隠せない読者が続出するのも無理はありません。
それでも一応のまとまりを持って最終回を迎えることができたのと同時に、続編がありそうな雰囲気も漂っています。
今後どのような展開になるのか、注目していきたいですね!