【ブリーチ】織姫の過去が壮絶!織姫の衝撃エピソードや今後の予想
日本のみならず海外からも、高い評価を受けている漫画「ブリーチ」に登場するヒロインが、「井上織姫」です。
敵にも優しさを見せるなど、敵を憎むことができない性格から、戦闘には向いていないと周囲から言われる心優しい女性。
そんな織姫ですが、悲しい過去を背負ったり戦闘で活躍する能力を持っているなど、一般的な高校生ではないことをご存知ですか?
ここでは、ブリーチの織姫が持つエピソードや謎、さらには今後の予想などについて紹介していきます。
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1.織姫に見られる4つのヤバすぎるエピソード
ブリーチの織姫は数多くいる登場人物の中では、ごく普通の高校生に近い立場です。
それでも一護と接していくうちに、彼の周囲で起きる異常な世界に慣れていき、命の危険があっても一護を守ることを決意しました。
心優しい性格が特に印象的なヒロインですが、以下に挙げるエピソードが話題になっているので紹介しますね。
@ 心優しい性格の裏に隠された悲しい過去
天然な言動を連発したり、いつも笑顔で周囲を明るくする天真爛漫な雰囲気が、とても印象深い織姫。
周囲が怪しむぐらい天然ですが、学校の成績はトップ3に入るほどのもので、かなり頭脳明晰であることが分かっています。
苦労をしたことが無いように思えますが、心優しい性格をしている裏には、実は悲しい過去が存在しているのです。
織姫は1人暮らしで親戚に育てられており、そこからも複雑な家庭事情が伺えますね。
実は織姫、幼少期に両親から虐待を受けて育ち、それを見かねた兄が妹と一緒に生活して養っていました。
2人きりで生活していましたが、唯一の家族である兄を交通事故で失ってから、一人暮らしをしながら親族に育てられたのです。
それだけじゃなく、虚になった兄に襲われるという、最後まで彼女の精神を疲れさせるような現象が襲いかかります。
こうした悲しい過去を通して、織姫は誰も自分のような気持ちになってほしくないとして、心優しい性格になったんですね。
A 一護を最初よりも終盤のほうが好きになった
ブリーチの主人公である一護と織姫は、幼馴染などではなく単なるクラスメイトです。
それでも当初から織姫は、一護に好意を抱いており、「面白い顔をしているから」という高校生らしい理由で好きでした。
しかし虚との遭遇を通して、一護の周囲で起きているあり得ない出来事を受け止め、彼を守るために行動を共にします。
すると外見だけでなく、一護の内面のカッコよさや仲間を守るためなら命をも投げ打つほどの、人情味がある性格に胸キュン。
本編では、「たとえ5回転生したとしても、5回好きになる」と発言するほど、後半になると一護をより好きになったのです。
また一護がとてもカッコよく見える、「織姫ビジョン」という独特のセンスを披露しギャグ要員になるなど多彩な役どころを演じています。
本作のヒロインとの位置づけなので、織姫が一護の好意を抱いていくのは納得できる展開ですが、ここまで好きになるとはファンの多くも予想していませんでした。
というのも、好きになった相手が死神だと告げられたとすれば、ほとんどの人がすぐにその人から離れるでしょう。
それでも当初よりも余計に好きになっているのだから、織姫ビジョンは相当な効果があったと推測できますね。
B 完現術を体得し希有な霊能力を有している
織姫は単なる一護のクラスメイトではなく、戦闘にはあまり参加はしないもののサポート役として非常に重要な役割を担います。
というのも、妖精のような存在を呼び出し、盾を作って事象を拒絶するという、希有な霊能力を有しているからです。
これを、「盾舜六花」と呼んでおり、ヘアピンを媒介とした完現術とも解釈ができる能力。
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周囲からもその能力を持つことが、それも生身の人間で体得しているのは信じられないようで、尸魂界でもその希少性が理解されていたとのこと。
その希少性から、藍染から目を付けられ何度も命の危険に晒されるようになります。
その都度、一護や仲間が助けてくれますが、自身が何もできない点について悩んだりする場面があるなど、ヒロインでありながら物語の感情部分を刺激する担当をも担っているのです。
この能力は攻撃というよりも、回復や盾といったサポートに重きを置いているので、「一護を守るのは私だけ」という認識を強めるキッカケにもなりました。
C 織姫が初音ミクがネギを持つキッカケを作った
アニメ版ブリーチの第2話「死神のお仕事」で、織姫がネギを持っているシーンが流れます。
このシーンに、フィンランドのカルテット・ロイツマが歌っている、「lecan Polkka」の間奏部分が付けられたMADフラッシュムービーが、ネット上で話題となりました。
これは恐らく海外の方がネット上に投稿したことがキッカケで、世界中に広がり初音ミクが「歌ってみた」の動画で、「lecan Polkka」を歌うことに。
この流れによって、初音ミクがネギを持つという現在のスタイルが確立されます。
ネギを持つというネタはその後も至る所で見られ、織姫がその元祖というエピソードに驚きを隠せない人は少なくありません。
まさか原作者ですら、アニメ版ブリーチの何気ないシーンが、初音ミクにまで影響を与えるなんて夢にも思っていなかったでしょう。
それだけ織姫は海外からも人気の高いキャラクターで、多くの人から関心を向けられているのです。
2.織姫が持つ謎とその考察
希有な能力を有する織姫は、戦闘という形ではあまり貢献していませんが、サポート役として大きな成果を上げています。
そんな織姫ですが物語が終わりを迎えた中においても、いくつか謎が残されているのをご存知ですか?
以下から、ファンの心に残る謎やその考察部分を、紹介していきますね。
@ 黒崎一護と結婚できた謎
井上織姫はずっと主人公の一護が好きであり、それを隠すことはしませんでした。
とても積極的な一面が見受けられますが、ファンの多くは途中で好きという気持ちは薄らいでしまい片想いで終わると考えたのです。
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ところが、最終回で10年後のストーリーが描かれ、一護と織姫が結婚し子供まで誕生しているではありませんか!
これにはファンは驚愕し、「どうして結婚できたんだ?」という謎として大きな議論に発展しています。
最終的には一護はルキアと結ばれ、2人で幸せに暮らすというのがファンの間では当然の流れであり結末だとされていました。
この謎に関する考察としては、「織姫がヒロインという立場だから」という点が指摘されているのです。
少年漫画の最後は主人公とヒロインが結ばれるという形にするのが、やはりオチも綺麗ですし読者もスッキリします。
モヤモヤした形で終わると印象が変化し、物語全体に影響を与えかねません。
ですから、原作者としても一護と織姫が結ばれるという結末は最初から用意していただろうと推測されています。
A 織姫がどうして希有な能力を持っていたのかという謎
織姫が持っている「盾舜六花」は、ヘアピンを斬魄刀の代わりにしたようなもので、尸魂界でも希少性が高いと言われていました。
あの世界で活躍する存在を見ると、誰もが化け物級の強さを持っており、能力もそれぞれに個性があって種類も豊富です。
そうした中にあって織姫の能力は希少性が高いと言われる訳ですから、よっぽど珍しい部類に入るのでしょう。
では、どうして織姫は希有な能力を所持しているのかについては、本編で特に明かされておらず謎のままです。
- 一護から死神の力がキッカケとなりパワーがさく裂した
- 一護と同じように両親が何らかの能力者だった
- 兄の死を通して悲しみが能力を開花させた
このような考察がされていますが、一番読者の間で支持されているのは、「両親が能力者」という点でしょう。
3歳の頃から兄と2人で暮らしており、両親からは虐待をされていた関係で本編との関わりはありません。
そのため、どんな両親で霊界と何か関わりを持っていたのかについて、何も分かってはいないのです。
それでも一護の例があるので、織姫の希有な能力も両親から受け継いだものであると考えられています。
3.織姫に待ち受ける今後がヤバかった!
ブリーチの織姫ですが、最終回では10年後が描かれており一護と結婚し、「一勇」という子供も誕生しています。
つまり家族3人で仲良く暮らし、ずっと一途に好意を寄せていた一護と結婚した訳ですから、嬉しかったに違いありません。
大好きな夫との間に子供が生まれ、毎日が幸せであり「この先も、このようでありたい」と願っているはずです。
では織姫は今後も、幸せな毎日を送ると予想されているのでしょうか?
残念ながらファンの間では、決して幸せな毎日が送れる訳ではないと予想しています。
その理由としては、
- 一勇が父(一護)を超えるほどの能力を持っているから
- 一護の存在を快く思わない組織から攻撃を受けるから
- 織姫の能力を悪用したいと考える勢力から圧力を受けるから
こうした点が挙げられており、どれに該当するにしても激しい戦闘に巻き込まれる雰囲気がしますね。
本編のラスボス的な扱いだったユーハバッハの亡骸が集結したとき、一勇の能力によって簡単に吹き飛ばされてしまいました。
そのため、尸魂界では大きな話題になったに違いありませんから、彼を狙う組織がいても不思議ではないでしょう。
このように考えると、織姫の未来は安泰ではなさそうですね。
まとめ
ここでは、ブリーチの織姫が持つエピソードや謎、さらには今後の予想などについて紹介していきました。
織姫は希有な能力の持ち主だったり、唯一の家族である兄を亡くすなど様々なエピソードを持っています。
また、一護と結婚できた点や、能力をどうして持つようになったのか、といった謎が未回収であり読者の間で考察されているのです。
物語は終わったとはいえ、織姫の人気はファンを中心に冷めてはいませんから、今後新しい発表が公式から流れるかもしれませんので、注目していきたいですね。