【ブリーチ】エスパーダの能力がヤバい!目的やメンバー、結末まとめ
ブリーチには明確な敵として描かれる「虚」が存在し、この存在が悪さをすることにより様々な悪影響が出てくるのですが、虚の上位種に「エスパーダ」がいます。
虚は人間の魂が元となっており、死神の力を手に入れようと画策するようになったのが破面(アランカル)で、そこにエスパーダが含まれます。
圧倒的な力を持つエスパーダですが、とんでもない裏話があるのをご存知ですか?
ここでは、エスパーダの目的や在籍メンバー、能力などについて紹介していきます。
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1.エスパーダのヤバすぎる特徴
ブリーチの世界で敵と認定されている「虚」は、人間の魂が死神によって成仏されない状態が長く続くことで凶悪化したものです。
単体であれば知能などはほぼなく、死神が退治することで問題なく片付きますが、物語が進むにつれて様々な虚が登場しました。
虚が集合して1つの個体になった「大虚」がいて、最下級、中級、最上級にランク分けされます。
最上級になると知能が極めて高くなり、姿は人間に近く大きさも同程度で、隊長格よりも強い能力を持っているのです。
ではエスパーダはどこに分類されるのかというと、虚の中でも仮面を外すことで死神の力を手に入れた集団「破面」になります。
この破面の中でも、最上位に位置する虚がエスパーダに数えられ、エスパーダになれるのは大虚の中でも最上級の虚のみ。
つまり超エリートの中のエリートしか選抜されない、えりすぐりの殺傷能力を持つ敵側の切り札的な存在です。
大虚の最上級ですら隊長格よりも上なのに、死神の力を手に入れたエスパーダは手の付けようがないほどの能力を有しています。
ところが、最大の特徴は「人間に極めて近いので人間の感情を取り戻している」という点。
虚は元々不完全な形で成仏された人間の魂なので、能力が高まりすぎると元の人間のような感情を手に入れるんですね。
この部分はとても大きな設定ポイントであり、虚の能力が高まりすぎた結果、味方になったエスパーダがいます。
2.エスパーダの本当の目的とは?
ブリーチの物語を裏で操っていたのは「藍染惣右介」という人物で、元々は死神の隊長であり実力は十分な優男でした。
結局本編で明らかにはされませんでしたが、彼は何かのタイミングで野心を募らせこの世の「王」または「神」になろうと決意。
元々から飛び抜けた才能があったので、誰か強い存在が傍にいてほしいという願望が、そこに組み込まれていた可能性もあります。
より強い存在を作り、それを喰らうことでさらに強くなる…を繰り返す目的で「エスパーダ」を作ったと考えられているのです。
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一護の本能を見抜き、わざと窮地に追いやるようにして能力を開放させたのも、完全な強さを手に入れた一護と融合して強くなるため。
力を求め続けることで、神のような存在になれると藍染惣右介は判断したのでしょう。
虚の集合体で死神の力を手に入れたエスパーダは、恐ろしいほどの力を手に入れており、これは藍染惣右介にとって2つの意味があります。
1つは孤独な状態を解除するため、そしてもう1つはエスパーダと融合するためです。
つまり、エスパーダそのものに目的がある訳ではなく、藍染惣右介が目的を達成するためのコマとして誕生したというのが現状ですね。
結局のところ、エスパーダは物語における明確な「悪」という役回りをしつつ、藍染惣右介の凶悪さや野心を象徴する存在となりました。
3.エスパーダに在籍するメンバーと能力
エスパーダは数字持ちの中から特に殺傷能力が高い、超エリート集団で構成されています。
死神の力を手に入れた大虚の最上位なので、その力は隊長が複数集まって戦わなければ勝てないほどです。
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実力主義の世界なので入れ替わりが激しいため、ここでは最新の在籍しているメンバーについてのみ紹介しますね。
- 破面NO1:コヨーテ・スターク
- 破面NO2:バラガン・ルイゼンバーン
- 破面NO3:ティア・ハリベル
- 破面NO4:ウルキオラ・シファー
- 破面NO5:ノイトラ・ジルガ
- 破面NO6:グリムジョー・ジャガージャック
- 破面NO7:ゾマリ・ルルー
- 破面NO8:ザエルアポロ・グランツ
- 破面NO9:アーロニーロ・アルルエリ
- 破面NO10:ヤミー・リヤルゴ
それぞれが特徴を持ち、人間の面影を色濃く残しているので個性豊かであり性格もバラバラ。
コヨーテは面倒くさがりで、戦うのもできればサボっていたいと思う一方、バラガンは藍染に忠節を尽くすように見せかけ本当は殺したいと思っていました。
1人の人間が集まった組織のようなものであり、数字が上位にいけば実力が上という意外は特に制限がありません。
持っている能力もそれぞれが異なり、上位の数字を手に入れるために仲間同士で戦うというのも常にあり得ます。
4.エスパーダに待ち受けている結末がヤバかった!
隊長格ですら勝つのが難しいほどの力を手に入れたエスパーダですが、その結末はどのようなものだったのでしょうか?
彼らの戦いを描いたのは「破面篇」であり、物語が大きく動き出すキッカケを作る一方で、核心に至る情報が公開されるなどとても意味のある長編でした。
この破面篇は、尸魂界篇とは明確に異なるテーマが掲げられていたのです。
破面篇は「正義VS悪」をテーマにし、死神たち「正義」とエスパーダたち「悪」の戦いを描きました。
ブリーチは少年漫画のジャンルに分類されているので、正義が悪に屈服するような展開にするのは難しいのが現状。
ですから、かなり苦戦を強いられたとしても最終的には正義が勝つという構図になると予想され、実際に破面篇はその通りになったんですね。
ですからエスパーダに待ち受けていた結末は、メンバー全員が死神たち(正義)に倒され、メンバーのほとんどが死亡しました。
能力的には優れていたとしても、悪い動機を持ち行動を起こすことには失敗が必ずついて回るという点を、エスパーダを通して原作者は伝えたかったのだろうと予想されています。
5.エスパーダが読者から支持されている理由
エスパーダは虚の最上位集団「破面」の中でも、さらに殺傷能力に優れた10人で構成される精鋭部隊です。
実行部隊の中ではトップの実力を誇り、実力のみがモノをいう世界で仲間同士でも戦うほど。
そんなエスパーダですが、死神たちの明確な「敵」として描かれた特筆すべきキャラクターたちですが、読者から支持されています。
どうして支持されているのかというと、「感情移入できるほど作り込まれていたから」に他なりません。
エスパーダは単純な敵というよりも、人間の感情を取り戻した虚という特別なジャンルに位置する連中です。
そのため彼らの考え方や行動原理には、納得できる部分もありますし非常に設定が作り込まれているので感情移入ができます。
敵でありながら、どこか応援してしまうという存在に仕上がったので読者から支持されているんですね。
まとめ
ここでは、エスパーダの目的や在籍メンバー、能力などについて紹介していきました。
エスパーダは虚の最上位に位置する存在で、能力が強くなりすぎた関係で人間の時の感情などを取り戻しています。
そこに弱さが露呈して死神たちとの戦いに敗れることもあるなど、個性豊かな敵として描かれ読者からの支持が高いです。
最終的には全員が死神たちに倒されてしまいましたが、彼らの活躍は読者の心に刻まれているのです。